蜷川実花展 -展覧会レポ-
半紙コラージュアーティストNattsu.です。
蜷川実花展 -虚構と現実の間に-（＠上野の森美術館）行ってきました！
写真でここまで色彩と世界観の表現の幅の広さに圧倒しました....!!!
色味が強い花の作品が特に好きで
やっぱり自分カラフルなの好きなんだなーと改めて思いました。
満足度の高い展覧会で見に行けてよかったです！
客層は圧倒的に女性多めでしたね。（行った時にも寄るかもしれません）
作風的にわかる気はする。
でも男性でも好きな人は好きだと思う！
ちょっと感想レポ書いていきます。
ちなみに写真撮影は一部除いてOKでした。
「Blooming Emotions」
前半の自然の花の写真エリア
写真並んでるだけで空間が出来上がっていて、まずここに圧巻
初めの黒背景の桜景色からだんだん進むに連れて色彩が鮮やかになっていく構成には驚き！
桜の作品も素敵でした✨
近年東京で桜が咲いているのに雪が降ってきた時あったと思いますが、その時に撮ったであろう作品もあって面白かったです。
あの光景は写真家としてはこの上ないシャッターチャンスだったんでしょうね。
作品一つ一つ見るとこれぞプロ....!と思える作品ばかりでした。
素人が撮ると「ヘタクソ写真かよｗ」ってなってしまうものすら作品にしてしまうからすごい。
この辺はその先の作品にも出てくるのですが、
失敗と捉えるか作品と捉えるかの違いは大きいと思う。
個々の感性の違いかな？
手前がぼけていて奥にピントが合っている花もいくつかあったのですが、これはプロの表現だよな....！と思いました。深い....!
「Imaginary Garden」
すげえ!
って声が漏れちゃうぐらいの圧巻空間でした！
鮮やかな作品に同様の色彩の写真が背景ってこれをやる勇気とセンスはそうそう無い！
でもそんなチカチカはしなかったです。（個人差はあります）
人居なかったらずっと居てしまってたかもしれない。
ポートレイト作品集
カラフルな女優の写真からのモノクロのセルフポートレイト
この対比はまた構成上手いなと....!
セルフポートレイトかっこよかった！
ポートレイト作品だと特に印象的だったのが
「Go Journal」というパラアスリートを被写体にしたポートレイト作品エリア
自分がアスリート好きなのもあって、これがかっこよかったしすごく新鮮でした！
義足、変形、表には見えない障害等、各競技男女共にありますが
障害を個性として上手く捉え表現してしかもかっこいい！
これは被写体になったパラアスリートの方も感慨深かったかもしれませんね。
「うつくしい日々」
作者の父が亡くなる直前からその後を表現したエリア
生と死の表現なのですが重苦しくはなく、むしろ父から子へ、これからに向けて新たに進んでいこうという光があって見終わった後は暖かい気持ちになりました。
タイトル通りの「うつくしい日々」でした。
にしても、親の生死を写真撮って記録し表現していくこと自体がすごいなぁ....
父親が著名な方とか関係なしに。
「Chaos Room」
最後は写真だけに収まらない、まさに空間芸術！
暗い照明に鮮やかな作品に資料と思われる小物に造花にと一言では表しきれない凄まじい空間でした！
ダークで妖艶な魅力、和テイスト、夜の街感、ゴシック。
うん、カオスと題あるだけあってホントにまとまらねぇw
見ていて面白かったです！見どころは多かった。
好きな人はめちゃくちゃハマる所かもしれません。
おみやげにグッズ
グッズの種類も豊富でした
普段使いにも映えるの多かったですね。
写真を大きく全面に使ったワンピースやブルゾンもありました。
なお値段はお察しの通りです....w（確かワンピースが５万弱）
お気に入り作品のポストカード買いました。
種類は十分あったけどこれもあったらよかったのにーという作品も多々（展覧会あるある）
まとめ
思ったよりあっという間に回りきってしまいましたがボリュームとしては十分。
モノクロからダークから極彩色から光から等々表現の幅の広さはあるのに蜷川実花の作品ってわかるこのカリスマ性。
このすごさはわかったけど
自分はカラフルな花の作品が一番好きです。
冒頭にも書きましたけどカラフルな作品が好きだと改めてわかったし、これを自分の表現にも活かしたいなーと思いました。
最近ここまでカラフルなの描けてないしな....
会期は11/14までで、事前販売制です。
前売りの電子チケットはアプリが必要ですのでご注意を。
平日なら当日券あるかもしれませんが、土日は無いものと思った方が良いと思います。
この辺はその日行ってみないとわかりません。
見たいなら早めに買っておけ。以上！w
詳細
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